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Yukiko's Column
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 第1回 「英語を楽しむ家庭学習」

渡辺由紀子

 こんにちは。エネルギー館のP&OとY.E.S.の発表会で北嶋先生とGoody,Goodyを踊った渡辺由紀子です。私の英語との出会いは、東京で行った私立の幼稚園と小学校でした。英語の歌を歌ったり、絵本を読み聞かせしてもらったり、ハロウィンやクリスマスパーティーをしたり、とにかく英語は楽しいと思って子供時代を過ごしました。その中で英語の音を自然に聞き分けられるようになったので、行かせてくれた両親に感謝です。皆さんのお子さんもきっとレッスンで楽しく英語を吸収していると思います。では、家庭ではどんなことをしたらさらに英語力が伸びるのでしょう?

 皆さんそれぞれ工夫されていると思いますが、簡単にできることからちょっとずつが長続きのコツのようです。私の生徒Fちゃんは、朝ご飯を食べるときにいつもCDを聞いているそうです。持ってもらっている歌の本や英会話たいそうの歌は、レッスンで新しいものを紹介しても、聞き取れる音からどんどんついてきてあっという間に歌えるようになります。お家でよく聞いて、だいたいの音が入っているからでしょうね。最初は間違って覚えていてもだんだん自分でなおして正しく歌えるようになるのが子供の覚え方です。朝ご飯を食べる時、車で移動中、寝る前、など子供が気軽に聞きやすい時間に毎日CDをかける、というのはいいですね。子供が他にしたいこと(好きなテレビ番組をみる、友達と遊ぶ、など)がある時に無理矢理聞かせたりするのは逆効果です。気が向かないような日は、CDをかけておうちの方が真似して楽しそうに口ずさんでいるのを聞かせるのもいいかもしれません。その時に一緒に言ったり歌ったりしなくても、他の人が楽しそうにすることは自分もやってみたいと思うのが子供の心理なので、きっと真似してくれます。CDを自分で操作できるお子さんには、CDプレーヤーをすぐに使える環境を作れるといいですね。

 中高生は、ぜひmpiのQA-100でのCDでの受け答え練習、QA-200やSpeech Navigatorでシャドーイングを続けて下さい。大学でもシャドーイング(CDの音声を聴きながら、少し遅れてまたは一緒に英文を言う)という授業ができているほど、効果が見直されています。英検準2級や2級のレベルに達した人は、石崎先生も使っている桐原書店の「新TOEICテスト書き込みドリル リスニング編」での練習もお薦めです。絵本を楽しむのも最高です。mpiの絵本CDは、効果音入の朗読、効果音なしの朗読、リズム読み、歌、生徒の朗読、など、色々な形で音声が入っていて、飽きずに聞けるように工夫されています。あっという間に一冊覚えて言ってしまう子供の耳と記憶力には大人はかないません。P&Oが年に3回から6回貸出している絵本をフルに活用してください。

  貸出し絵本やおうちにある絵本を読み終わったら、パソコンで多聴多読ステーションを利用して、次はどんな本を読んでみたいか探すのも楽しいです。「多聴多読ステーション」を開いて、左上の多聴多読絵本をクリックすると、色々な絵本のCDの歌や朗読部分が視聴できます。そこでお子さん、または親子のお気に入りの一冊を見つけて購入してみるのも楽しいと思います。最近見つけた可愛いサイト「 The Book Chook 」では絵本丸ごとの読み聞かせも聞けます。フォニックスで自分で読めるレベルになったら、mpiが出版しているBBL(Building Blocks Library)などでぜひ多読に挑戦してもらってください。

 文字に早く興味を持つ子供さんもいると思います。mpiのAll About ABCなどのテキストで迷路や色ぬりで文字の認識力をつけたり、お子さんが書いたABCカードで神経衰弱をしたり、Funny AlphabetのDVDを見たり、まずは文字を覚えて遊びます。それからDVDでフォニックスで文字と音の関係を面白おかしく学んでいくと、読むことも楽しめるようになっていきます。小学校中学年以上は、書き写すのを楽しむ時期もあるので、自分の絵本を作ってみるのも楽しいです。Brown Bear〜のオリジナル版制作など親子でも楽しめます。これ、もう全部やってま〜す、という方がいたら素晴らしいです。ぜひ続けてください。これはやってみよう、というものがあった方は、ぜひ始めてください。もっと他にないの〜という方、次回のネタをお待ちくださいね!

 最後に、たくさん英語を聞くことの大切さを考えてみましょう。 ハーバード大学で脳科学を勉強し、北九州の大学やスクールで英語教育に活用しているRobert Murphy先生のお話しでは、後頭部の辺りの脳には、細かい音を聞き分ける部分があって、脳のその部分は、幼少期から多言語を聞いていると発達し、単一言語(つまり私達の場合日本語)のみを聞いていると退化してしまう、とのことです。そんな大事な部分を退化させてしまうなんて、もったいない話ですね。Robert先生は完璧なバイリンガルで、子供は2言語以上消化しながら成長できることを自分で体験しています。ユーモアのセンスもあって、とても楽しい素敵な先生です。私も、全く日本語を介さずに英語で(音声的にも文字的にも)人とコミュニケーションを取れるようになったのは20才過ぎてからでした。音楽や言語を吸収しやすいと言われる時期=臨界期にはかなり幅があると最近の研究でも明らかになってきました。人間の言語能力にはまだまだ無限の可能性がありそうです。ちょっとした家庭学習が、将来のバイリンガル脳につながるかもしれません。これから世界に羽ばたいていく子供たちには、歌、チャンツ、絵本、スピーチ、など色々な形で英語を聞いて自分の好きな分野から英語に親しんでもらい、世界の人々とコミュニケーションをとれる日本人になってほしいですね。

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